おすすめの「心温まるいい映画」を紹介します。
有名なものばかりですが、まだ見ていない人にはおすすめの作品です。
【洋画】おすすめの「心温まるいい映画」感動的な泣ける話。
オットーという男
人生にピリオドを打とうとしていた孤独なおじさんが生きる希望を取り戻す話。
妻を亡くしたオットーは、生きる意味を見失っていましたが、お向かいに引っ越してきた陽気な家族との出会いによって、暗い人生に光が差し込み始めます。
偏屈で町内イチの嫌われ者だったおじさんが、改心していく展開は見ものです。
監督 / マーク・フォースター
出演 / トム・ハンクス 、マリアナ・トレビーニョ
(公開 2023年 / 126分)
コーダ あいのうた
耳が聴こえない貧しい家族と歌好きな女子高生が絆を深めていく話。
4人家族の中で唯一耳の聴こえる娘が主人公。歌手になる夢を叶えたいけれど、漁師で生計を立てる「家族の耳」にならなければならず葛藤します。
思春期の若い娘が恥をかいたり、自分を犠牲にしながら家族を大切にする姿が泣けます。なぜか下ネタ多め。
監督 / シアン・ヘダー
出演 / エミリア・ジョーンズ、トロイ・コッツァー
(公開 2022年 / 111分)
僕を育ててくれたテンダー・バー
作家を夢見る少年の成長を追いかける話。
母につれられ実家に帰省することになった少年は、バーテンダーの叔父さんと生活を共にすることに。「男なら〇〇すべし」的なことをいろいろ教えてくれます。
ベストセラーになった自伝が原作。とにかくベン・アフレックが演じた叔父さんがカッコイイ。男性ウケが良さそうな映画。
監督 / ジョージ・クルーニー
出演 / ベン・アフレック、タイ・シェリダン
(公開 2022年 / 104分)
歓びを歌にのせて
孤独な天才指揮者が故郷の村に帰り、聖歌隊を指導する話。
スウェーデン人の5人に1人が泣いたらしい、感動の『スウェーデン映画』です。いろいろと問題を抱える聖歌隊のメンバーと心を通わせていく話なんですが、非常に泣けます。
あんまり、おすすめ映画になってないのが意外でした。
監督 / ケイ・ポラック
出演 / ミカエル・ニクヴィスト、オクタヴィア・スペンサー
(公開 2005年 / 132分)
gifted/ギフテッド
もし天才的な数学の能力を持つ子どもが生まれてきたら、普通に育てるべきか?高度な教育が必要か?考えさせられる話。
ギフテッドとは、先天的に高い知能を持って生まれてきた人のことです。
7歳のメアリーは叔父と一緒に暮らしていましたが、初登校の日に驚異的な数学の才能が明らかになり、英才教育を受けさせたい祖母と教育方法をめぐって裁判になります。
どちらの言い分もわかるので難しい話です。叔父さんと一緒にいたいメアリーは大人の事情で翻弄されます。
監督 / マーク・ウェブ
出演 / クリス・エヴァンス、オクタヴィア・スペンサー
(公開 2017年 / 101分)
ワンダー 君は太陽
トリーチャー・コリンズ症候群で、生まれつき顔が変形している少年が学校へ通い始める話。
主人公の少年オギーは顔が原因でクラスメイトにいじめられますが、勇気を出して困難に立ち向かう姿に心打たれます。
初登校の日、我が子を送り出すお母さん。弟が優先になりがちで寂しい思いをするお姉ちゃん。友達のように接する父親。一番先に友達になってくれたクラスメイト。登場人物みんなが優しさに溢れています。
どこかしらで必ず泣ける映画で、かなり評価が高い作品です。
監督 / スティーブン・チョポスキー
出演 / ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン
(公開 2018年 / 113分)
リメンバー・ミー
呪われてしまった少年が、死者の国から脱出するためご先祖さまを探す話。
物語の舞台は「死者の国」です。ガイコツが生活するテーマパークのような場所で、主人公の少年は呪いを解く「先祖の許し」を得るため、この世界で冒険します。
家族に忘れられると自分の存在が消えてしまう設定が良かったです。
監督 / リー・アンクリッチ
出演 / アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル
(公開 2018年 / 105分)
はじまりへの旅
森の中に暮らす大家族が、母の葬儀が行われる2400キロ先のニューメキシコを目指して旅に出る話。
テレビもスマホもない森の中で、子どもたちは父の教育と訓練によって鍛え上げられます。狩り、瞑想、格闘、読書、マラソンなど少し変わったメニューです。
修行を終えて人里に降りてきた、超人ファミリーの常識やぶりな言動に驚かされます。中学くらいまでならこんな教育方法があってもいいかもしれません。
監督 / マット・ロス
出演 / ヴィゴ・モーテンセン、フランク・ランジェラ
(公開 2017年 / 118分)
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
シワシワの老人の姿で生まれ、歳をとるごとに若返っていく不思議な運命を背負った男、ベンジャミン・バトンの一生を描いたお話。
生まれてすぐに母は死に、気味悪がった父親に捨てられたベンジャミンは老人ホームという特殊な環境で育てられます。
人生経験豊富な老人たちとの暮らしには学びが多く、身近な人たちの「死」を見てきた男は早くから人生を達観しています。
雷に7回打たれた男や、幼なじみデイジーの事故など、人生には選択の余地がない「運命」が存在するというメッセージが感じられる作品です。
監督 / デヴィッド・フィンチャー
出演 / ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
(公開 2009年 / 167分)
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
頭脳明晰で心に闇を抱える青年ウィルハンティングが、心理学講師との出会いをきっかけに、人生を切り開いていくお話。
主人公の青年は恵まれない環境で育ち、荒れた生活を送っている大学の清掃員。妻に先立たれた孤独な心理学講師と少しずつ心を通わせていきます。
ベン・アフレックが演じた親友との熱い友情も見どころな、オススメの映画。脚本はこの2人が書いたものとは知りませんでした。
監督 / ガス・ヴァン・サント
出演 / ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン
(公開 1998年 / 127分)
きみに読む物語
お金持ちの家に生まれ育った娘と、肉体労働者の貧しい青年が恋に落ちる話。
心から愛する人、お金持ちのどちらを選ぶべきか?恋愛の燃料となる要素がてんこ盛りの評価が高い作品。
田舎町へ遊びにやって来た、美しい娘に一目惚れした青年の猛アタックが見ものです。
監督 / ニック・カサヴェテス
出演 / ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス
(2005年公開 / 123分)
ラ・ラ・ランド
女優を夢みるカフェ店員と店を持ちたいピアニストが恋に落ちる話。
面接に落ちまくり才能がないと諦めかけていた人生どん底の時期に、イケメンのピアニストが勇気を与えてくれます。
今までミュージカルはあまり好きじゃなかったけど、この映画は良かったです。
監督 / デイミアン・チャゼル
出演 / ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン
(2017年公開 / 128分)
ユー・ガット・メール
ニューヨークの片隅で本屋を経営するライバル店の男女が恋に落ちる話。
好意をよせる顔も名前も知らないメル友の正体は、憎きライバル店の女とわかり、男は関係修復のため動き出します。
店を閉店に追い込まれてしまう最悪の出会い方でこんな展開ありえない。映画かよ!とツッコんでしまいそうですが、映画なのでオッケーです。
監督 / ノーラ・エフロン
出演 / トム・ハンクス、メグ・ライアン
(1999年公開 / 119分)
タイタニック
豪華客船タイタニック号が氷山にぶち当たり沈没する話。
財産が底をついた上流階級の娘と貧しい青年がタイタニック号で出会い、恋に落ちます。
ラストは「もうちょっと詰めたら2人乗れただろ」なんて考えてしまうけど、どうやらケイト・ウィンスレットも同じ考えだったようです。
監督 / ジェームズ・キャメロン
出演 / レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット
(1997年公開 / 194分)
シザーハンズ
古いお屋敷に住む人造人間が、セールスにやってきた女の自宅に招かれ、共同生活を始める話。
性格の悪い人間がたくさん登場するので、なんか申しわけない気持ちを抱いてしまう映画。居候先の優しく美しい娘に、人造人間が恋をします。
なぜか涙腺を刺激してくる、ちょっと不思議な音楽が印象的です。
監督 / ティム・バートン
出演 / ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー
(1991年公開 / 105分)
感動の実話
グリーンブック
ワイルドな運転手とインテリな黒人ピアニストが、人種差別と戦いながらコンサートツアーをまわる話。
1962年のアメリカが舞台。「グリーンブック」は黒人が宿泊できる宿について書かれたガイドブックのことです。なにもかも全く異なる二人の間に友情が芽生えていきます。
旅の終わりが切なく、二人の関係をもっと見ていたくなるいい映画です。
監督 / ピーター・ファレリー
出演 / ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
(公開 2019年 / 130分)
LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
迷子になったインド人の少年が、生き別れとなった故郷の家族を探しに行く話。
迷子になってから25年後に故郷に帰ることができた「実話」が元になっていて、当時ニュース番組でも報じられていたと思います。
5歳の少年が里親となる、オーストリア人夫婦にたどり着くまでの道のりも大変なもので、ほんとうに奇跡としか言いようがない感動的なお話です。
監督 / ガース・デイヴィス
出演 / デーヴ・パテール、ニコール・キッドマン
(公開 2017年 / 129分)
最強のふたり
全身麻痺の大富豪が、介護経験のないスラム街の黒人青年を雇う話。
面接で自分を売り込む人たちの中で唯一「不採用にしろ」と言い放った男がなぜか雇われることに。
「感動する映画」に名前がよくあがる有名なフランス映画です。ケンカもするけど、なぜか波長の合う2人の関係性がおもしろい。
2019年12月にリメイクとなるハリウッド版『THE UPSIDE/最強のふたり』が公開になっています。
監督 / エリック・トレダノ
出演 / フランソワ・クリュゼ、オマール・シー
(公開 2012年 / 112分)
おすすめの「心温まる映画」を紹介しました。気になる作品があれば、ぜひご覧ください。
実話映画が好きな方はこちらをご覧ください。主人公の精神力、行動力に驚かされます。