充電器とモバイルバッテリーが一体となった 「SMARTCOBY Pro PLUG / スマートコービープロプラグ」を一年使ってみた感想です。
コンセントに差して充電器として使えるし、外出先でモバイルバッテリーとしても使える便利な製品。
日本の会社が作っている製品なので何かと安心です。価格は6578円(税込)
良いところ
1台で2つの機能が使える
最大のメリットは1台で充電器とモバイルバッテリー2つの機能をそなえている点です。別々に持たなくていいので荷物を減らせます。外出時のバッテリー切れも怖くありません。
充電忘れを防げる
本体とデバイスの同時充電ができる製品です。普段は充電器として使えるのでモバイルバッテリーの充電忘れを防げます。万一のときも安心です。
日本のメーカーが作っている
株式会社CIOという日本の充電器メーカーが作っている製品です。なにか不具合があっても日本のサポートが受けられるのは心強い。公式YouTube チャンネルもあります。
電気用品安全法(PSE)認証の製品
PSE認証とは火事、感電などの事故を防ぐために、日本政府が定めた安全基準に適合していることを示す表示です。
バッテリー系は爆発や発火などのニュースもあるので、PSE認証なのは安心です。
サイズと構造
世界最小サイズ
サイズは約79×79×26mm。重さは約265g。
10000mah/30Wの出力ができる商品では世界最小サイズです。電気自動車に使われる技術で小型化に成功しています。
モバイルバッテリーとして使うときは、上にある丸いスイッチを押すと充電が始まります。
収納可能なACプラグ
背面のACプラグは上下にスライドして収納できます。
プラグの両サイドに凸になった留め具がついているため、自重でコンセントから落ちにくい構造です。実際に確認しましたが、不安定な感じはしませんでした。
ポートはUSB-CとUSB-A
正面の最上部にLED、下にUSB-C、USB-Aの差込口があります。内部は紫色です。CIOのテーマカラーみたいですね。
4色に変化するLEDライト
赤→青→緑→紫の4段階でバッテリーの残量表示が変化します。
本体の充電中は点滅。モバイルバッテリーとして使うときは常時点灯します。どこから見ても残量が確認できるのはわかりやすい。
充電機能
2台同時に充電できる。出力も落ちない。
USB-Cは最大30W、USB-Aは最大12Wの出力で同時に充電できます。他社製だと出力が落ちる製品が多いので、本当の意味で同時充電ができる製品です。
バッテリー容量は10,000mAh
10,000mAhのバッテリー容量だと、スマホの場合で1.5〜2回くらい、タブレットは0.5回くらい充電できる目安です。
「USBポートが付いている製品は基本的に対応している」と公式サイトに記載があるので、スマホ、タブレット、ノートパソコン、ゲーム機など充電できるデバイスは多いです。
急速充電できる
お持ちのデバイスが対応している範囲のワット数で急速充電できます。最大の速度で充電するにはケーブルも対応している必要があります。
パススルー充電できる
本体の充電とデバイスの充電が同時に行えるパススルーに対応しています。時間がないときは助かりますね。
コンセントに差しっぱなしにしてもバッテリー側に負担はかかりません。AC充電のときは「直流モード」に切り替わりバッテリーを介さない仕様です。
気になった点
カラフルなLED点灯
寝室で使うときにカラフルなLED点灯がちょっと邪魔でした。このへんは控えめな白点灯のメモリで表示されるAnker製の方が好みです。
また、バッテリー残量を示すLEDの色は青、緑、赤などが一般的なようですが、この商品は紫も加わるのでとっつきにくいです。
共通する不具合報告
レビューには「ケーブルが差しにくい、抜ける」などの報告があります。たしかに、USB-Cケーブルの差し込みは少しゆるみやすいと感じました。
利用しているのは主にApple純正ケーブルなんですが、他社のケーブルだとゆるみはなかったので、相性が良くないのかもしれません。
ちなみに、バッテリーによくある「本体が熱を持つ」症状については一度もありませんでした。
カラーはブラックのみ
ブラックは触ったところが脂で白く光るので苦手です。シボ加工でキズが付きにくい・目立ちにくい仕様にしているとのことですが、この脂問題も配慮してホワイトカラーを先に出して欲しかった。
収納ケース
ちょっと脱線しますが、収納ケースの紹介です。
こちらは以前に購入した「AmazonベーシックのHDDケース」なんですけど、ちょうどいい感じに収まりました。
ケーブル2本くらいなら本体と一緒に収納できますよ。
まとめ
スマートコービープロプラグについて解説しました。
弱点らしきものはいくつかありましたが、利便性を考えると買ってよかったと思える製品です。
ソファーの近くにコンセントがないのでほぼ毎日使ってます。
購入した製品
※こちらはCIO製のケーブルです。参考まで。
USB-C to USB-C
USB-C to Lightning(L字)
USB-A to Lightning