なにやら暗い雰囲気が漂う、魔法や怪物との戦いが見どころな、おすすめの「ダークファンタジー映画」を紹介。
ファンタジーというジャンルの宿命なのか、評価がイマイチな作品が多いです。
おすすめの「ダークファンタジー映画」ふしぎな話。
スリーピー・ホロウ
科学好きな刑事が、ニューヨーク郊外の村で起こった「首なし連続殺人事件」を捜査する話。
主人公の刑事は「首のない騎士」が村人を襲う、ファンタジーな事件を目撃してしまいます。
首を持ち帰るくせに、次に現れるときも首なしの状態なので「この騎士は何がしたいの？」とフツーに展開が気になると思います。
ちょっとグロいけど、犯人探しの推理も良かったです。
監督 / ティム・バートン
出演 / ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ
（2000年公開 / 105分）
アダムス・ファミリー
アダムス一家がお屋敷や財産を奪われてしまう話。
長年、行方不明だった兄のそっくりさんが現れ、財産を強奪されてしまいます。このピンチを乗り越えるため一家は奮闘します。
家の中をちょろちょろと走りまわる右手は家長ゴメスの幼なじみなんだそうな。人間離れしたファミリーの生態が見ものです。
監督 / バリー・ソネンフェルド
出演 / ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド
（1991年公開 / 100分）
ルイスと不思議の時計
両親を亡くした少年が古い屋敷に住む「ポンコツ魔法使いの叔父さん」と一緒に暮らしはじめるお話。
美術や衣装が非常に凝っていて、魔法の世界に浸れる映画です。壁の中に隠された「世界を滅ぼす時計」が物語の軸になります。
叔父さん役がコメディ俳優のジャック・ブラックなので、クスッと笑える楽しい映画です。
監督 / イーライ・ロス
出演 / ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット
（2018年公開 / 105分）
ベオウルフ/呪われし勇者
6世紀のデンマークが舞台。勇者ベオウルフが、ブキミな巨人やドラゴンと戦うお話。
ゲームのような映像のフルCG作品です。イギリス最古の叙事詩が原作。
腐った感じの巨人がとにかくキモイ。べらぼうに強いベオウルフとドラゴンの戦闘が見ものです。
監督 / ロバート・ゼメキス
出演 / アンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー
（2007年公開 / 114分）
コンスタンティン
特殊な能力を持つ男「コンスタンティン」が人間界で悪さをする天使や悪魔と戦う話。
アメコミの「ヘルブレイザー」が原作。オカルトや宗教色がつよい映画です。とある人物の死の真相を探るところから、天使と悪魔の覇権争いに巻き込まれていきます。
コンスタンティンのなにやら凄そうな「必殺技」の寸止めがあるので、モヤっとします。この頃のキアヌが一番カッコいいかも。
監督 / フランシス・ローレンス
出演 / キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ
（2005年公開 / 121分）
ダーク・タワー
少年が夢の中で見た「異世界」で起こる争いに巻き込まれていくお話。
スティーブン・キングの小説が原作。世界を守る「ダークタワー」の破壊を企てる黒衣の魔術師と、塔を守る拳銃使いの戦いが見どころの映画。
塔が破壊されてしまうと地球の平和も脅かされるので他人事ではありません。ダークな世界観、ガンアクションが楽しめる映画です。
監督 / ニコライ・アーセル
出演 / イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒー
（2018年公開 / 95分）
ロード・オブ・ザ・リング
悪の親玉である、冥王サウロンを倒すため「指輪」を破壊する冒険の旅にでるお話。全3部作。
後のゲームやアニメに大きな影響を与えた小説「指輪物語」が原作。剣と魔法、エルフやホビットなどが登場する世界観が見ものです。
面白いんですけど、とにかく長い話なので、ラストは他の映画ではなかなか体験できない達成感があります。
監督 / ピーター・ジャクソン
出演 / イライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン
（2002年公開 / 178分）
ホビット 思いがけない冒険
ホビット族の青年がドワーフと共に、火吹き竜に奪われたドワーフの王国を取りもどす話。
ロード・オブ・ザリングの約60年前が物語の舞台となっています。全3部作。
滅ぼされたドワーフ国の再建に必要な「アーケイン石」という宝石を取り戻すことが旅の目的なんですが、宝がある城の中にはドラゴンが眠っています。
火を吹き、鋼の肉体を持つドラゴンには勝てない。ならばこっそり侵入して頂こうじゃないかという作戦で、存在感が薄いホビットの青年がスカウトされます。
第2部「竜に奪われた王国」、第3部「ホビット 決戦のゆくえ」もイッキ見してしまったオススメ映画です。こっちも長いです。
監督 / ピーター・ジャクソン
出演 / マーティン・フリーマン、イアン・マッケラン
（2012年公開 / 169分）
タイタンの戦い
古代ギリシアが舞台。神ゼウスと人間の間に生まれた、主人公ペルセウスが巨大な怪物クラーケンを倒すため冒険を繰り広げるお話。
ペルセウスはぶっ飛んだ強さを持っているわけではないので、けっこうやられちゃいます。神話好きなら楽しめるかも。
ラスボスより中ボスのメデューサ戦の方が苦戦してたような気がします。「目を合わせたら石化」ってのは、かなりやっかいです。
パート2 「タイタンの逆襲」も巨大なラスボスが登場するので迫力があります。
監督 / ルイ・レテリエ
出演 / サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン
（2010年公開 / 106分）
キングアーサー
王である父を殺され、スラム街で育った男が聖剣エクスカリバーを使って奪われた王国を取り戻すお話。
選ばれし者しか扱えないエクスカリバーで主人公が無双する戦いが見ものです。パワーとスピードが上がるらしく、周りがスローモーションになります。
ラスボス戦が良かったです。興行収入は大赤字だったみたいだけど、お金がかかっていて映像が楽しめる映画です。
監督 / ガイ・リッチー
出演 / チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ
（2017年公開 / 126分）
47RONIN
天狗、妖術、龍なんかが登場するファンタジーな時代劇。「忠臣蔵」が物語の軸になっているお話。
キアヌリーブス、真田広之、浅野忠信、柴咲コウなど出演陣が豪華。ファンタジーな生物との戦いは意外とあっさりしていて、人間とのチャンバラがメインです。
日本風だけど日本じゃない、パラレルワールドみたいな世界が舞台で、天狗もハナが長くないし「誰だコイツ？」な感じです。
非常にお金がかかっている美術や衣装、キアヌリーブスと真田広之の殺陣が見ものな映画です。こちらも大コケしてます。
監督 / カール・リンシュ
出演 / キアヌ・リーブス、真田広之
（2013年公開 / 121分）
おすすめの「ダークファンタジーな映画」まとめ
興行的には赤字の「大コケした映画」もありますが、美術や衣装にはお金がかかっているし、実際見てみたら悪くなかった作品もあると思います。
気になる映画があれば、ぜひご覧ください。
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