映画「星を追う子ども」感想。ネタバレあり。神話・伝説☆3.5/5

映画
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あらすじ

幼い頃に父を亡くした明日菜は、母と二人で暮らしている。仕事で家を空けがちな母に代わって家事をしながら、近くの山に自分で作った秘密基地で、父の形見である石を使った鉱石ラジオを聞いたり、猫のような動物のミミと遊んで日々を過ごしていた。ある日、秘密基地へ向かう途中、見たこともない怪獣に襲われたところを「アガルタ」から来たという少年・シュンに助けられる。翌日、秘密基地で再会し仲良くなった二人はまた会う約束をするが、後日シュンが遺体で発見される。シュンの死に実感が湧かない明日菜は、新任教師の森崎の授業で聞いた「死後の世界」に強い興味を抱く。世界各地には地下世界の伝承が残り、シュンが故郷であると語ったアガルタもその一つで、そこには莫大な富や死者の復活すら可能にする技術があるという。

wikipedia

原作・脚本・監督 新海誠

感想

新海誠さんの作品を初めて観ました。絵は非常に綺麗だし、不思議な世界観なので楽しんでみることができました。

簡単にいうと、教師モリサキが恋人を生き返らせる為、地下世界アガルタを旅するお話です。

主人公の生徒アスナもついてきます。

主人公がついてくるとは変な表現ですが、アスナよりもモリサキの方がまだ共感できるんですよね。

アガルタ人が意地悪なのがモヤッとします。美しく幻想的な世界なのに期待を裏切られた感があります。

その昔、神は人間を教育し成長を確認すると、一部の人間と地下世界アガルタへ移住。

その後、地上から「力」を求めてやってきた時の権力者と何度も戦争を経験し、地上人を嫌っています。

なので仕方ない部分もあるけど、神に選ばれた地底人が、

精神的に優れた存在ということが見えてこなかった。排除しようと襲いかかってきます。

子供は石投げてくるし、地上の人間と大差ないです。

アスナ

アスナがアガルタに来た目的が後半で判明しますが、理由は「寂しかっただけ」というまとめ方が残念です。

アガルタを捜索する特殊部隊から逃れ、半ば強制的にアガルタへ入ることにはなりますが、それにしても理由がひどい。

シュン君を生き返らせたいんじゃなかったのね。

アスナの父は幼少の頃に死んでいて、形見として大事にしている石(クラヴィス)は、アガルタの世界へ入る為に必要な鍵です。

つまり父親はアガルタ人であり、アスナはハーフということになりそうです。

地上の生活に違和感を感じ、山でラジオを聞いて暇をつぶす変わりものです。

アガルタの世界で父に関わる情報を探そうともしないのが不思議です。

目的にしてもいいくらいだと思う。

地上に戻ってからは表情がスッキリしています。自分探しで観光地アガルタを旅してきました。

そんな感じです。

教師モリサキ

教師モリサキは恋人を生き返らせる為、たどり着いた答えがアガルタでした。

世界中の地下世界についての伝説や神話を研究。

教師は仮の姿です。この人の方を応援してましたね。普通に結末が気になりました。

地下世界アガルタ 

オカルト好きなら知らない人はいないアガルタ。

地球空洞説と一緒に語られることが多いですね。

南極に入り口があって、“ナチスやアメリカのバード少尉がアガルタへ入った”なんて話はネットにごろごろしてます。

入口は世界中に散らばっているらしく、地下世界の名前は世界各地で異なります。

地底に広大な大地と空が存在するはずもないので、おそらくどこか別次元の世界に繋がってるんでしょう。

神々が乗る船、ヴィマナが登場しますが、ヒンドゥー教やサンスクリットの叙事詩に登場する空飛ぶ宮殿です。

設計図も残ってたりするので実在したのかもしれません。

巨人のケツァルトルも登場します。

あれは、ケツァルコアトルと名前似てるんで、マヤ神話に伝わる創造神?他にもいろいろありそうですが、オカルトのてんこ盛りです。

まとめ

「逆さまのパテマ」「センター・オブ・ジアース」も地下世界についてのお話ですけど、美しい映像や世界観はこっちの方が好みです。

まさか日本にアガルタへの入口があるとは思いもしませんでした。

ラピュタに似てるなんて意見もありますが、宮崎駿も新開誠も神話や伝説をベースにしてるだけだと思ってます。